環になって語ろう!公害資料館の”わ”「第7回公害資料館連携フォーラムin倉敷」
公害を伝える取組を学び、各地の公害地域再生の取組を共有することで、公害教育と公害資料館の可能性につい て議論する公害資料館連携フォーラムを年1回開催しています。新潟・富山・四日市・水俣・大阪・東京で開催し、今年度は岡山県倉敷で開催します。
倉敷の公害の今を共有し、公害地域再生のために現在まで続いている努力を学び、これからの公害教育と資料館の可能性について議論を深めたいと願っています。
WEBサイト:http://kougai.info/forum
【開催日程】
2019年12月13日~15日(金~日)
【開催会場】
川崎医療福祉大学 ほか(岡山県倉敷市松島288)
(https://w.kawasaki-m.ac.jp/data/access/)
※ JR山陽本線 中庄駅下車 徒歩約15分
【内 容】
★12/13(金)
13:00~17:00 フィールドワーク【水島の今】(先着30名)
・鷲羽山スカイライン水島展望台(鴨が辻)→JFEスチール(株)西日本製鉄所工場見学と産業医のレクチャー→倉敷市環境学習センター・監視センター
17:30~18:30 ナイトクルーズ(先着25名)
・水島コンビナートナイトクルーズ
★12/14(土)
13:00~15:00 基調講演
「学びを基点とした地域づくり、人づくり~人は物語を生きる動物~」
・船木成記さん( 尼崎市顧問、長野県参与 他)
15:15~17:45 フォーラム 分科会1
○分科会14ー1
[公害入門]公害に携わった医師の話を聞く
患者さんに寄り添い倉敷公害訴訟に関わった里見和彦医師に、どのような思いと行動だったのかを伺います。
川崎医科大学医学生の見学実習先の一つに水島を選択し、10年以上継続してこられた大槻剛巳教授とともに、公害からの学びを考えます。
ゲスト:里見 和彦さん(総合病院水島協同病院)
担当委員:大槻 剛巳(川崎医科大学)
○ 分科会14ー2
[地域づくり]多様な主体との協働による公害地域再生をどう進めるか?
公害地域再生は当事者の願いを基軸として進めるべきものですが、それだけではなく考え方が異なる様々な関係者と結びつかなければ、広がりを欠いてしまう場合もあります。
そこで今回の分科会では、多様な主体との連携や協働を進めている二地域のこれまでの成果と課題から協働取組推進の要諦を見出していくこととします。
ゲスト:塩飽 敏史さん((公財)水島地域環境再生財団)
・・・・山崎 陽さん((一社)あがのがわ環境学舎)
担当委員:岩淵 泰(岡山大学地域総合研究センター)
・・・・川中 大輔(龍谷大学)
・・・・原田 利恵(国立水俣病総合研究センター)
○ 分科会14ー3
[教育1]土呂久公害の経験を伝える
宮崎県の土呂久では亜ヒ酸製造による公害で健康被害が生じ、公害地域指定を受けています。この地域で、公害の解決や経験を伝えるために奔走してきた川原一之さんからお話しを伺います。土呂久のお話から、あらためて公害資料館のはたす教育的意義やそれを支える条件について考えます。
ゲスト:川原 一之さん(土呂久の記録者)
・・・・岩佐 礼子さん(あまべ文化研究所)
担当委員:安藤 聡彦(埼玉大学)
・・・・・高田 研(都留文科大学)
★18:15~20:00 交流会(会場 :川崎医療福祉大学キャンパス内)
★12/15(日)
9:30~12:00 分科会
○分科会15ー1
[資料]岡山・倉敷における公害資料の現状と課題
岡山・倉敷の公害問題に関する資料を所蔵する二つの機関より、資料の整理・保存・活用をめぐる現状と課題についてお話しいただきます。
その上で参加者それぞれの立場や認識等にひきつけつつ、資料をめぐる課題解決のための方策について議論します。
ゲスト:森 久美さん((公財)水島地域環境再生財団)
・・・・杉山 一雄さん(岡山県立記録資料館)
担当委員:平野 泉(立教大学共生社会研究センター)
・・・・ 小田 康徳(西淀川・公害と環境資料館)
・・・・ 蜂谷 紀之(国立水俣病総合研究センター)
○ 分科会15ー2
[企業]倉敷市水島における2つの“和解”を考える~公害裁判から協働にむけて~
1996年、倉敷公害訴訟は和解が成立しました。残されたまちの課題に対し模索する中、立場の異なる関係者の協働により、“もう一つの和解”が進みつつあります。
企業の立場として公害裁判を経験し、今は環境学習のまちづくりのメンバーとして活動する岩永隆久さんと、患者会会長太田映知さんをお招きし “2つの和解”の意味を考えます。
ゲスト:岩永 隆久さん(元JXTGエネルギー(株))
・・・・太田 映知(倉敷市公害患者と家族の会)
担当委員:五十嵐 実(日本自然環境専門学校)
・・・・ 藤原 園子((公財)水島地域環境再生財団)
・・・・ 清水 万由子(龍谷大学)
・・・・ 岩淵 泰(岡山大学地域総合研究センター)
○ 分科会15ー3
[教育2]岡山のNPOによるESDとしての環境学習の授業実践
国際協力研究所・岡山(ICOI)は岡山で活動するNPOです。
人権、環境、国際などの問題を題材として、学校現場でESDを実践しています。
その一つとして、水島の公害を中学校の授業で取り上げました。団体の紹介と事例を通してESDについて考えます。
ゲスト:NPO法人国際協力研究所・岡山(ICOI)
・・・・竹島 潤さん(岡山大学附属中学校教諭)
・・・・阿部 友彦さん(岡山市立高松中学校教諭)
担当委員:高田 研(都留文科大学)
13:00~15:00 フォーラム 全体会
【参加費】
*フィールドワーク:4,000円
*ナイトクルーズ:2,500円
*フォーラム(2日とおし): 会員4,000円 非会員5,000円 学生1,000円
*交流会:4,000円
【参加申込】
★以下の申込フォームからお申込ください。
https://forms.gle/MmMXMEEzYeuqFMaw9
★または、FAX・メール・電話にてお知らせ下さい。
・必要項目[氏名/所属/連絡先(電話・メール・住所等)
・参加希望内容
[フィールドワーク・基調講演・交流会の参加の有無・希望分科会]について
・メール:kougaishiryoukan+forum@gmail.com
・WEBサイト:http://kougai.info/forum
(現地事務局:みずしま財団)
・TEL:086-440-0121
・FAX:086-446-4620
【主 催】
第7回公害資料館連携フォーラムin倉敷実行委員会(順不同)
・川崎医科大学衛生学教室
・岡山大学地域総合研究センター
・岡山県立記録資料館
・倉敷市
・中国環境パートナーシップオフィス(EPOちゅうごく)
・公益財団法人 水島地域環境再生財団(みずしま財団)
・新潟県立環境と人間のふれあい館-新潟水俣病資料館-
・一般社団法人あがのがわ環境学舎
・一般財団法人 神通川流域カドミウム被害団体連絡協議会、
・富山県立イタイイタイ病資料館
・四日市公害と環境未来館
・公益財団法人 公害地域再生センター(あおぞら財団)付属西淀川・公害と環境資料館
・尼崎南部再生研究室(あまけん)
・北九州市環境ミュージアム
・全国公害被害者総行動実行委員会
・法政大学大原社会問題研究所環境アーカイブズ
・立教大学共生社会研究センター
・国立水俣病総合研究センター
・水俣市立水俣病資料館
・一般財団法人 水俣病センター相思社
・公害資料館ネットワーク
(2019年10月1日現在)
【共 催】
一般社団法人 日本環境教育学会
公益社団法人 日本環境教育フォーラム
【後 援】(順不同)
環境省
ESD活動支援センター
中国地方ESD活動支援センター
関東地方ESD活動支援センター
全日本博物館学会
日本展示学会
日本アーカイブズ学会
一般社団法人日本衛生学会
岡山ESD推進協議会
大学コンソーシアム岡山
【協 力】
地球環境パートナーシッププラザ
【問い合わせ先】
「第7回公害資料館連携フォーラムin倉敷」
● 現地実行委員会事務局
公益財団法人水島地域環境再生財団(みずしま財団)
〒712-8034 岡山県倉敷市水島西栄町13-23
TEL:086-440-0121
FAX:086-446-4620
E-mail webmaster@mizushima-f.or.jp
● 実行委員会事務局/公害資料館ネットワーク事務局
(あおぞら財団付属 西淀川・公害と環境資料館内)
〒555-0013 大阪市西淀川区千舟1丁目1番1号あおぞらビル4階
TEL:6-6475-8885
FAX:06-6478-5885
E-mail kougaishiryoukan+forum@gmail.com
【詳細・参考リンク】
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http://kougai.info/forum