活用方法
本マニュアルが想定している活用方法は、以下の通りです。
○用途
「気候変動×防災」に関する施策を検討する際の考え方や参考情報を知る。
○対象とする災害
本マニュアルでは、気候変動によって激甚化、頻発化が懸念されている暴風、竜巻、豪雨、豪雪、洪水、土砂災害、高潮、熱波、渇水によって生じる被害(及びこれらの被害によって発生する可能性がある二次被害を含む)を対象とする。なお、地震、津波、火山噴火は本マニュアルの対象外とする。
○対象者
気候変動適応および防災に関わる地方公共団体の職員、および当該職員とともに気候変動を考慮した防災施策の実現に協力する方。
○活用方法
・基礎編
「気候変動×防災」に取り組むために必要な基礎的な知識や考え方を理解、確認する。
・実装編
「気候変動×防災」を実装するためのプロセスに応じて、必要な情報を確認する。具体的な取組として、例えば、気候変動影響や適応策の検討、関連計画への情報の追加、進捗状況の確認といったものが挙げられる。
・体制構築編
「気候変動×防災」に取り組む際に重要となる、気候変動適応や防災を管轄する部局間の連携、および外部関係者との連携の体制構築を進める上で参考とする。
・資料編
関連資料・情報を参照する。