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2025.09.08 トピック 全国 教材・資料 

【教材紹介】島根大学松本先生が監修した「DROASobi~どろのふしぎ体験プログラム~」のご紹介

株式会社I-ne(大阪市中央区)が展開するクレイビューティーブランドDROAS(ドロアス)は、泥とのふれあいを通じた環境教育「DROASobi(ドロアソビ)」プロジェクトの一環として、絵本と泥だんごの作り方をセットにした「DROASobi教材セット」を無料配布しています。

DROASは2024年より、 泥とのふれあいを通じて子供たちのウェルビーイングに貢献するプロジェクト「DROASobi(ドロアソビ)」を始動し、子どもたちの「自己肯定感」「主体性」「コミュニケーション力」を育む活動をしています。昨年実施したワークショップでは20名以上の子供たちが参加して、泥の特性を学びながら、泥だんごづくりなどの体験を楽しみました。その様子を収めたイベントムービーは環境省主催の「令和6年度環境教育・ESD実践動画100選」にも選定されています。

◆環境教育・ESD実践動画100選:http://eco.env.go.jp/jissendoga/kokai/case/b-50

 

今回、より多くのご家庭や学校で楽しめるよう、絵本とDROASobi式泥だんごづくり教材のセットが完成。絵本でどろの不思議を知り、実際に手を動かすことで、自然への関心や学びが広がります。年齢を問わず、楽しく自然とふれあえる体験をお届けします。

教材1:DROASobi(ドロアソビ)の絵本「はっけん!びっくり!みんなつながる どろのせかい」 について   

オリジナル絵本「はっけん!びっくり!みんなつながる どろのせかい」は、主人公の「大地」くんがどろのようせい「クレイ」と「シルト」に出会い泥が持つ力や役割など「どろのひみつ」を知っていくというストーリーです。 
私たちの生活と密接な関係にある泥についてお子様でもわかりやすく学ぶことができる構成になっています。

<絵本詳細>

タイトル:はっけん!びっくり!みんなつながる どろのせかい 
監修:松本 一郎 (島根大学教授)
制作:DROASobiチーム

公開URL:https://droas.jp/topics/20250625.php
※絵本は上記のURLからダウンロードが可能です。 
対象年齢:4歳ごろから 
所要時間:5~10分

教材2: DROASobi(ドロアソビ)式「泥だんごのつくり方」について

絵本を読んだあとの実践的な自然体験の手引きとして「泥だんごのつくり方」を提供します。ただ泥だんごをつくるのではなく、絵本を通して泥や自然に対する興味や関心を持つことに狙いがあります。また、保護者の方の声かけの仕方やほめるポイントも記載されています。

公開URL:https://droas.jp/topics/20250625.php
※泥だんごが完全に乾燥すると大変固くなるため、人に投げたり、高い場所から落としたりすることは非常に危険です。お子様と一緒に楽しい泥だんご作りの時間をお過ごしいただきながら、安全面での注意点もぜひお子様にご指導ください。 
※泥だんごのつくり方は上記のURLからダウンロードが可能です。 
対象年齢:4歳ごろから  
所要時間:約1時間

環境教育の第一人者 島根大学 松本一郎 教授のコメント 

「DROASobi~どろのふしぎ体験プログラム~」やオリジナル絵本「はっけん!みんなつながるどろのふしぎ」を監修いただいた島根大学の松本一郎教授のコメントを紹介します。

『環境教育では、実際に泥に触れ、泥が生態系の基盤であると理解することが重要』 
泥を使った環境教育においては「泥に触れる」ということが基本になってきます。幼稚園や保育園で子どもたちは、土を触ったり泥だんごを作ったりする機会があると思います。実際に泥の誕生背景や役割を学ぶ体験を伴って手で触れることで、動物が植物を食べ植物を育む泥があるといったように生態系の基盤であることを理解し、ありがたさの実感につながります。 
これから成長していく子どもにおいては、その要素を泥だんごづくりなど遊びの中で学ぶことで、自然との一体感を得ることにつながり、豊かな人間性の獲得が期待できます。

『泥を通した自然教育を絵本ですることの効果』 
泥を通した自然教育を絵本で表現することで、泥の成り立ち、特性や効果など、科学的な側面、および社会的な有用性などをストーリーとして説明することができ、すっと頭に入って理解しやすくなると考えています。 
絵本の監修にあたり、「汚い」「泥臭い」といった泥のネガティブなイメージを取り除き、社会的に「なくてはならない存在である」ことを引き出すために、色合い的にもやわらかく、綺麗に全体をまとめるようにしました。また、普段何気なく街を歩いている中にも「泥」がたくさん使われているという気づきを与えるために、幼い「大地くん」の視点に立って、驚きや面白さを感じているような表現を意識しました。

 

*本プログラムへの松本教授の過去コメントは以下からご覧いただけます。

https://droas.jp/topics/20241202_2.php
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000699.000012002.html

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