2004年に環境分野で初のノーベル平和賞を受賞したワンガリ・マータイさん(1940~2011)は2005年、毎日新聞のインタビューで「もったいない」という言葉に出会い、この日本語に「地球へのリスペクト」が含まれていることに感銘を受けました。そして、「MOTTAINAI」を、地球環境を守る世界の合言葉にしようと提唱しました。
それから20年が経ち、地球環境は悪化の一途をたどっています。自然と社会活動の共生を目指し、誰かの犠牲の上に成り立つ社会システムそのものを変えなければ、持続可能な世界をつくることはできません。
このような時代だからこそ、「MOTTAINAI」という言葉を通じて「地球へのリスペクト」を醸成していくことこそが、あらゆる課題解決の一歩になると私たちは考えます。
「地球へのリスペクト」を持って行動された、さまざまな立場での取り組みを紹介していくことで、人々をつなぎ、「地球へのリスペクト」をどんどん広げていく。MOTTAINAIキャンペーン20周年記念シンポジウムはその最初の輪を作る場です。
☆リジェネラティブとは?
「リジェネラティブ(Regenerative)」は、再生する・再生させるという意味の言葉で、単に環境へのダメージを減らすだけでなく、自然や社会、経済などをよりよい状態に再生・回復させていく考え方を指します。
【日時】
2025 年 12 月 22 日(月)18:00 ~ 20:30
※受付開始 17:15 ~
【開催場所】
立教大学池袋キャンパス9号館大教室(東京都豊島区西池袋3-34-1)
またはオンライン
【参加費】
無料
【定員】
会場400人,オンライン500人
【プログラム(予定)】
- マリナ・シルバ氏(ブラジル国環境・気候変動担当大臣)
- ◆第1部 スペシャルトークセッション
- 〈登壇者〉
- ・ワンジラ・マータイ氏(「世界資源研究所(WRI)」マネージングディレクター)
- ・山之内 すず氏(タレント)
- ・二ノ宮リム さち氏(立教大学環境学部開設準備室 教授)
- ◆第2部 パネルディスカッション
- テーマ① 地球を守る第一歩としての「MOTTAINAI」
- 〈登壇者〉
- ・楯 美和子氏(株式会社ローソン常務執行役員)
- ・慈道 文治氏(株式会社UACJ取締役常務執行役員)
- ・森 朋子氏(立教大学環境学部開設準備室 准教授)
- ・永山 悦子氏(毎日新聞記者)
- テーマ②「リジェネラティブ」な世界を目指す上で必要なこと
- 〈登壇者〉
- ・藤川 宏氏(キリンホールディングス株式会社常務執行役員)
- ・根本 かおる氏(国連広報センター 所長)
- ・大久保 奈弥氏(立教大学環境学部開設準備室 教授)
- ・永山 悦子氏(毎日新聞記者)
- 【お申し込み】
- ホームページからお申し込みください。
- 申込締め切り:12月10日(水)
- 【お問い合わせ】
- MOTTAINAIキャンペーン20周年記念シンポジウム事務局
TEL:03-6265-6814
受付時間:10時~17時(土日祝を除く) - URL:https://mainichi.jp/sp/mottainai20years_regenerative/








