私たちはどんな未来を選ぶのか?
~気候変動、エネルギー・デモクラシー 今、未来への分岐点に立つ~
2019年は、ヨーロッパの記録的な熱波、日本の台風や豪雨被害など、世界中で異常気象が頻発した年になりました。9月に発生したオーストリアの山火事は今も継続しており、韓国の国土に匹敵する土地が焼失し、数億匹の動物が被害を受けたとも言われています。
2019年の世界平均気温は観測史上2番目の暑さ、日本は観測史上最高になる見込みで、気候変動の影響が顕著になってきたことを感じます。パリ協定では、気候変動が危険な水準に達するのを抑制するために、気温上昇幅を産業革命前の平均気温から1.5℃までに抑えることが求められていますが、あと10年ほどで、その後戻りできないポイントに差しかかるのではないかと懸念されています。
一方、スウェーデンの高校生グレタさんが始めた学校ストライキが若者の共感を呼び、多くの国でも実施されるなど、対策の遅れに対する若者の抗議行動が世界各地に広がりました。その結果、ヨーロッパでは人々が具体的な行動を開始し、飛行機に乗らないことや肉食を控えることなど、ライフスタイルの変化が起き始めています。
これから気候システムはどうなっていくのでしょうか。気温上昇を1.5℃に抑えるために私たちの社会はどう対応するのか、残された時間はあとわずかです。未来の世代が困難に陥らないために、今すべきことを一緒に考えましょう。
【開催日時】
2020年3月7日(土)13:30~16:00
【開催場所】
米子コンベンションセンター 情報プラザ
【内 容】
① レクチャー「今地球はどうなっているの? 残された時間はあとわずかってどういうこと?」
・江守 正多 さん:国立環境研究所 地球環境研究センター 副研究センター長
② ワークショップ「未来に向けて、私たちは今、何をする?」
・コーディネーター 山根 幹博 さん:若桜町自然エネルギー学校運営委員
【参加費】
無料
【申し込み】
不要
【主 催】
未来のエコラ、縁パワーしまね
【後 援】
鳥取県、米子市
【問い合わせ先】
縁パワーしまね/未来のエコラ 上園由起(ウエゾノユキ)
メール:uezono@empower-shimane.org
電話:090-3266-9506