近年、人口集中に伴う都市の拡大と過疎の進行により野生動物と人との軋轢が問題になっています。また、世界自然遺産登録地等では野生動物への理解が欠けた観光利用が激増しています。課題としては、野生動物との接し方など基礎的な教育がない事、行政機関に野生動物保護管理(ワイルドライフマネージメント)の専門家がいない事などが挙げられます。そのため、北海道斜里町に「知床自然大学院大学」設立財団が発足し、現在は野生動物に関する専門家を中心に「専門委員会」が結成され、「知床ネーチャーキャンパス」を実施して多くの受講生を集めています。
オンラインセミナーでは同設立財団の業務執行理事である中川元さんから「大学構想」の経緯、「設立財団」の発足、「知床ネーチャーキャンパス」の様子、設立への課題などをお話いただく予定です。
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