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2025.03.04 オンライン セミナー・イベント 全国 

沈む国土と浮かぶ未来 — 海面上昇と国際法の最前線

気候変動による海面上昇が進み、世界には国土が消失する危機に直面している国がいくつもあります。もし国土がすべて海に沈んでしまったら、その国はどうなるのでしょうか。国際法上の「国」として存続できるのか、排他的経済水域(EEZ)などの権益を維持できるのかについては、現在も議論が続いています。

一方、海面上昇適応策の一つとして、人工島が注目されています。たとえばインド洋のモルディブでは、海面上昇に備えて「フルマーレ」や「ラスマレ」といった人工島を造成し、将来的に多くの国民を移住させる事業が進んでいます。しかし現在、人工島は国際法上の「領土」とは認められておらず、どのような権利を持つのかも未確定です。

 

今回のオンラインセミナーでは、国際法、特に海洋法の専門家であり、島の問題に関する論考を多く発表されている、中部大学の加々美康彦先生をお招きし、海面上昇と国際法について解説していただきます。

これまでの国際法は、既存の海図や自然の島を基準に形成・運用され、気候変動による国土の消失や大規模な人工島建設といった問題を想定していませんでした。近年、南シナ海では中国による多数の人工島建設が国際的な争点となり、日本の沖ノ鳥島をめぐる論争も続いています。こうした事例を踏まえながら、島の定義や人工島の法的地位、将来の海面上昇適応策としてのインフラ建設について考えます。フローティング・プラットフォームなど新たな技術と国際法の関係についても、最新の知見を交えながら議論を深めていきます。

講師と参加者との質疑応答の時間を長めに取っております。気候変動、海面上昇、島嶼国・環礁国の将来、海洋政策などに関心をお持ちの方のご参加をお待ちしております。

 

【日時】

2025 年 3 月 28 日(金)14:00 ~ 15:30

 

【参加方法】

Zoomを使用したウェビナー

 

【参加費】

無料、どなたでもご参加いただけます。

 

【お申し込み】

こちらからお申し込みください。

☆事前のご登録をお願いいたします。

※Zoomの仕様上、お名前を日本語で入力されると、ご登録確認メール記載の姓名が逆転いたします。ご容赦いただきますよう、よろしくお願いいたします。

※受講証明書の発行をご希望の方は、セミナー終了後のアンケートフォームよりご連絡ください。

 

【お問い合わせ】

公益財団法人日本グローバル・インフラストラクチャー研究財団

〒105-7105 東京都港区東新橋1丁目5番2号 汐留シティセンター5階
電話:03-4567-6267
Email :  info@gif.or.jp

1人、、「日本GIFオンラインセミナー 沈む国土と浮かぶ未来 一海面上昇と国際法の最前線ー 講師: 講師:加々美康彦教授 加々美 康彦 教授 (中部大学) 開催日時: 2025年3月28日(金) (金) 14時~15時半 開催方式: Zoomを使用したウェピナー GIF 参加費無料、 参加費無料、要·事前登録 要・ 要·事前登録 公益財団法人 日本グローバル・インフラストラクチャー研究財団 ヤー研究財団」というテキストの画像のようです

 

 

 

 

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